「メイリオ」フォントに気をつけろ
Windowsの標準フォントでもあることから使う機会の多いメイリオフォント。
以前はMSゴシックやMS明朝が多かったのですが、2006年に発売されたWindows Vistaから採用され、それ以降、その視認性の良さからパワーポイントでもよく見かけるようになりました。
さらにWindows8.1で游ゴシック・游明朝フォントが採用され、最近はこれらのフォントが使われることが少しづつ増えてきています。
しかし、まだまだメイリオを使う機会も多いと思うので、気をつけておきたいポイントを一つご紹介します。
メイリオと游ゴシックを並べてみました。
これだとわかりにくいので、四角の中に配置してみます。
微妙ではあるのですが、四角に対してメイリオの方がやや上に表示されています。
このようにラインを引くとよりわかりやすいでしょうか。
メイリオの方は中央より上に寄ってますよね?
実はこれ、メイリオの仕様で、どうしてもこうなってしまうのです。
きちんと中央に配置する方法はいくつかあるのですが、オススメは行間を調整する方法。
「ホーム>段落>行間」から「行間オプション」を選びます。
ここでは行間を「倍数」とし、間隔を「1.3」としましょう。
そうすると、右の游ゴシックと同じくらいの位置になりました。
ほぼ中央です。
メイリオフォントのズレが気になったら「行間を1.3」と覚えておきましょう。
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